ニュース 電子 作成日:2012年5月30日_記事番号:T00037395
サムスン電子およびLGエレクトロニクスが、下半期にアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルを採用した55インチのテレビを発売すると表明する中、友達光電(AUO)、奇美電子(チーメイ・イノルックス)、シャープといった日台の液晶パネルメーカーは「4K2K」と呼ばれる超高解像度製品で対抗する構えだ。30日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、高解像度パネル採用の流れは、スマートフォンからタブレット型パソコン、さらに現在では急速にテレビ分野へと広がっており、サムスンとLGはロンドン五輪の始まる7月末にもAMOLEDテレビを市場に投入するとみられている。こうした中、現段階でテレビ用AMOLEDパネルの量産に至っていない日台パネルメーカーは、4,096×2,160、3,840×2,160QFHD(クアッドフルHD)といった「4K2K」パネルに注力している。
業界関係者によると、同パネルで既に55インチ製品を東芝に供給しているAUOは、今後65インチのOxide(酸化物)TFTパネルを世界的大手ブランドに供給するとみられるほか、奇美電も50、65インチ製品を商用および一般消費者向け市場に投入する見通しだ。まずは中国の大手ブランドに供給すると予想されている。
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