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エピスター、シリコン基板LEDの量産準備


ニュース 電子 作成日:2012年5月30日_記事番号:T00037400

エピスター、シリコン基板LEDの量産準備

 発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)は最近、サファイア基板を使用したLEDに続き、シリコン基板LED分野にも参入し、量産準備を進めている。ただ、現時点では歩留まり向上を図るため、量産時期は確定していない。

 30日付工商時報によると、同社はシリコン基板LED分野で米ブリッジラックスに出資したほか、独自技術の開発にも取り組んでいる。従来のサファイア基板では、サイズが6インチ以上となるとコストが増大するため、コストパフォーマンス面でシリコン基板への移行は不可欠だった。

 エピスターが独自のシリコン基板LED技術を確立すれば、台湾積体電路製造(TSMC)系の台積固態照明、聯勝光電(ハイパワーオプト)に続き、台湾企業で3社目。

 エピスターは現在、工業技術研究院(工研院)と8インチシリコン基板LEDの開発プロジェクトを進めており、今年下半期にもテスト生産に入る。テスト生産が順調に進めば、量産時期が台積固態照明より早まる可能性も指摘されている。