ニュース 政治 作成日:2012年5月31日_記事番号:T00037408
中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の楊毅報道官は30日の記者会見で、民進党主席に就任した蘇貞昌氏による訪中の可能性について、「台湾独立の主張が民進党と中国の交流実現の最大の障害であり、民進党が自ら設けた障害をいつ取り除くかが鍵だ」との見解を示した。また、蘇主席が党内に「中国事務部」の設置を検討していることや、「中国」の名称の妥当性を問われ「中性的な名詞だ」と発言したことについても「いずれも台湾独立の主張の一環」と批判した。31日付聯合報などが伝えた。
なお、馬英九総統が2期目の就任式で中台関係を「一つの中華民国、二つの地区」と定義したことについて楊報道官は、「(台湾海峡の)両岸には『二つの中国』はなく、両岸関係は国と国との関係ではないことは客観的事実」とした上で、「馬氏が言及したのは一貫した中国政策であり、中国にとり意外なことではない」と述べた。
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