ニュース その他分野 作成日:2012年5月31日_記事番号:T00037412
格付け会社の中華信用評等(タイワン・レーティングス)は30日、今年の中国経済指数に成長鈍化の兆しが出ており、対中輸出への依存度が高い台湾の産業界では特に石油化学、セメント、鉄鋼の3業界、次いで電子への影響が大きいとの見方を示した。31日付蘋果日報が伝えた。
中華信用評等の親会社、スタンダード&プアーズは、中国の2012年国内総生産(GDP)成長率が前年比8.3%成長に鈍化するソフトランディングの確率は65%と予測、一方、成長率が5%以下に急落するハードランディングの確率は10%とみている。その上で中華信評は、世界経済の低迷や中国の輸出減少などの影響で、台湾の今年のGDP成長率は3.9%と予測した。
許智清・中華信評副総裁によると、中国経済がハードランディングした場合、食品業も影響を受けるとみられるが、生活必需品でもあり、ダメージはそれほど大きくないという。なお航空業界の業績を左右する中台直航便は現時点では需要が供給を上回っているため、懸念は小さいとみている。
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