ニュース その他分野 作成日:2012年5月31日_記事番号:T00037415
スイスの有力ビジネススクール、IMD(国際経営開発研究所)が31日発表した「2012年世界競争力年鑑」で、台湾は世界59カ国・地域の中で前年から1ランク後退して7位となった。4大項目のうち「経済状況」が13位と、前年の8位から後退したことが総合ランク低下につながった。31日付経済日報が報じた。
その他の項目は、「ビジネスの効率性」が1ランク後退の4位だった。一方、「政府の効率性」は5位(前年10位)で5ランク上昇、「インフラ」は12位(同16位)で4ランク上昇した。
IMDは「経済状況」以外は従来水準を維持していると評価。台湾経済の課題として、▽優秀な人材の発掘と研究開発(R&D)の強化▽快適な生活水準の確保▽持続的な発展に向けた環境整備▽中台の経済・貿易関係の正常化促進▽コーポレートガバナンス(企業統治)の強化▽金融・財政改革の推進──を挙げた。
なお、ランキングは香港が首位、次いで▽米国▽スイス▽シンガポール▽スウェーデン──の順だった。今年はアジアで順位を落とす国・地域が目立ち、日本は27位に1ランクダウン。韓国は22位をキープ、中国は昨年の19位から23位に後退した。
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