ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2007年11月14日_記事番号:T00003742
中国鋼鉄は今年下半期および来年の鉄鋼原料と運送コストの値上がりを受け、来年第1四半期、熱延・冷延鋼材および棒線などの基幹製品価格を1トン当たり500~600台湾元(約1,700~2,044円)値上げする予定だ。値上げ幅は平均3%前後となる。14日付工商時報が報じた。
現在熱延鋼材の域内販売価格は1トン当たり1万8,000元前後で、傘下の中鴻鋼鉄よりも1,000元以上安く、国際鉄鋼価格より30~60米ドル安い。しかし、台湾市場の需要不調、海運コスト、港湾での保管コストの増大により、値上げが避けられなくなったもようだ。
美亜鋼管(銅管)、春源鋼鉄(加工)、盛餘(SYSCO、めっき)などの中下流メーカーも、現在の域内鋼材市場が予想以上に不調で、今後も鉄鋼原料価格の上昇が予想される中、中鋼に対する値上げの差し止め要求は無理との判断で一致。1トン当たり500元以内の小幅な値上げにとどめるよう要求していた。
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