ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

志聖工業の台中新工場が稼働、PCB設備など生産【図】


ニュース 電子 作成日:2012年5月31日_記事番号:T00037424

志聖工業の台中新工場が稼働、PCB設備など生産【図】

 半導体、発光ダイオード(LED)、太陽電池分野など広い分野で製造設備の生産を手がける志聖工業(C SUN MFG)は30日、4億台湾元(約10億円)を投じて建設した台中工場(延べ床面積1万3,000平方メートル以上)の運用を開始した。新工場ではプリント基板(PCB)やフラットパネルディスプレイ(FPD)の製造設備やLED用インゴット炉などを生産する予定だ。王佰偉総経理によると、新工場がフル稼働すれば年間生産額は約20億元に達し、既存工場の15億元を25%上回るという。31日付蘋果日報が報じた。

 王総経理はまた、同社の今年の業績について、第1四半期は振るわなかったが、現在はPCB、半導体、タッチパネル、プリント塗装、LEDなど、パネル向け以外の受注はすべて好調で、第2四半期末には受注額を出荷額で割って求めるBBレシオが1.4~1.5に達し、第1四半期の1.08から明らかに改善すると予測。また、今年上半期と下半期の売上高比率は従来予測の4対6で変わらないとし、通年利益は昨年を上回ると楽観している。