ニュース 電子 作成日:2012年5月31日_記事番号:T00037425
31日付電子時報が韓国の電子業界メディア、ETニュースの報道を基に伝えたところによると、サムスン電子はファウンドリー事業を大きく伸ばしており、現在首位の台湾積体電路製造(TSMC)に2〜3年で肩を並べるとみられる。
ETニュースが引用した市場調査機関、アイサプライ(iSuppli)のデータによると、今年の世界全体のファウンドリー市場規模は前年比18.9%増の314億米ドル。サムスンは業界2位の50億米ドルを売り上げ、前年比成長率は業界平均の5倍に達する見通しだ。TSMCの昨年売上高は146億米ドルで、依然サムスンを大きく引き離しているが、サムスンは来年の量産開始を表明している20ナノメートル製造プロセスの歩留まりでTSMCをリードしており、顧客開拓のスピードを速めると予想される。
IDM(垂直統合型の大手半導体メーカー)が設計やパッケージング・テスティング(封止・検査)の外部委託を拡大し、新しいIC設計会社も増えていることから、ファウンドリー市場は今後も成長を続けると予想されている。
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