ニュース 電子 作成日:2012年5月31日_記事番号:T00037426
NOR型フラッシュメモリー大手、米スパンションは最近、自動車、セットトップボックス(STB)、通信機器向けの組み込み式NAND型フラッシュメモリー市場への参入を進めており、同分野に注力する台湾の華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)と正面衝突することになりそうだ。31日付経済日報が報じた。
4月初め、韓国ハイニックスとの提携によりNAND型フラッシュメモリーに参入することを宣言したスパンションは30日、容量8GB(ギガバイト)以下のシングルレベルセル(SLC)NAND型フラッシュメモリーを発表した。同社によると、既に顧客へのサンプル送付を行っており、第3四半期から出荷を開始する予定だ。
なおスパンションはNAND型分野ではサムスン電子や東芝との競争を避け、メモリーカード、USBメモリーなどの領域には参入せずに組み込み型製品をターゲットとするとしており、同じく低容量SLC・NAND型フラッシュメモリーに注力するウィンボンドおよびマクロニクスに挑む形となる。
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