ニュース 電子 作成日:2012年5月31日_記事番号:T00037429
グーグルはこのほど、同社が開発したOS(基本ソフト)「クロームOS」採用の低価格ノートパソコン、通称「クロームブック」の第2世代製品をサムスン電子との提携により発表した。一方、第1世代クロームブックを発売した宏碁(エイサー)も第2世代製品の開発を進めているものの、量産スケジュールは立っておらず、模様眺めを続けているようだ。31日付電子時報が報じた。
第1世代クロームブックは昨年6月にサムスンとエイサーから発売されたものの、現在までに両ブランド合わせてわずか20万台の出荷にとどまっており、華碩電脳(ASUS)など参入意欲を示していたブランドの多くが開発を取りやめたとされる。
業界関係者によると、サムスンがクロームブックの開発を継続する背景には、携帯電話およびタブレット型PCにおけるグーグルとの良好な関係を維持することが目的とされる。一方、エイサーは現在ノートPC製品構成の調整期にあるほか、タブレットPCの販売も好調とは言えないことから、クロームブック開発への意欲が大きく低下しているようだ。
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