ニュース 社会 作成日:2012年6月1日_記事番号:T00037433
南投県政府はこのほど、2008年と09年に台風で大きな被害を受けた廬山温泉区の廃止、および同県埔里鎮・福興農場へ業者を移転させ、新たに温泉区を開発する計画を発表した。来年末には移転先用地の競売を計画している。6月28日までの約1カ月間に県民などから意見を募るほか、15日には地元・仁愛郷の住民向けに説明会も開催する。1日付中国時報が伝えた。
県政府は交通部観光局が09年に策定した管理計画に基づき、廬山温泉区の復興を進める方針だった。しかし昨年8月に発表した「廬山風景特定区変更計画」では、同エリアの地盤が滑りやすく、災害発生の危険性が高い「保護区」に指定された。
一方、移転計画について温泉業者からは「県政府は福興農場の開発メリットのみを考えて、業者への配慮を欠いている」と不満の声も上がっている。
県政府は、今後温泉業者が救済金の取得や福興農場での土地の価格や取得権についての優遇など救済措置を中央政府に求めていくとしている。
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