ニュース 運輸 作成日:2012年6月1日_記事番号:T00037438
交通部台湾区国道高速公路局(高公局)は31日、来年初めから高速道路で導入する距離比例方式の料金体系について、4つの案を立法院に提出した。1日付中国時報などが報じた。
同局が提出した案は、▽均一料金(1キロメートル当たり0.82台湾元=約2円)▽基本料金と均一料金の組み合わせ(高速道路進入時に基本料金5~10元、以降1キロ当たり0.62~0.72元)▽無料区間と均一料金の組み合わせ(最初の5~50キロ無料、超過分は5キロ当たり0.9~1.85元)▽無料区間と均一料金に長距離割引の組み合わせ(最初の5~50キロ無料、超過分は1キロ当たり0.8~2元)──の4案。
このうち、現時点では最初の5キロを無料とし、5キロ超に課金を行う案が有力となっている。例えば、中山高速公路(国道1号)の台北IC~五股IC間は8キロなので、5キロ分が無料となり、3キロ分の料金を徴収するといった具合だ。
また、中山高速公路(全長372キロ)を全線走破した場合の料金は、1キロ当たりの料金を0.9元と仮定すると、330元程度となる見通しで、現在よりも70元ほど安くなる。
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