ニュース 建設 作成日:2012年6月1日_記事番号:T00037442
台北市政府は31日、旧台北世界貿易センター展示場2館(台北世貿二館)の地上権入札を行い、国泰人寿保険、富邦人寿保険、南山人寿保険の大手生保3社が応札したもようだ。1日付工商時報が伝えた。
世貿二館の用地は5,357坪の長方形で、松仁路と松智路の中間にあり、信義商圏にも近い好立地。世貿二館は現在、公演施設「台北展演二館(台北ショーホール2)」として利用されている。
市政府は土地の有効活用を図るため、50年間の地上権を設定し、BOT(建設・運営・譲渡)方式で再開発を進めることを決め、今回の入札を実施した。最低入札価格は250億台湾元(約656億円)で、総事業費は400億元に達するとみられ、信義計画区の新たなランドマークとなる建物が誕生する見通しだ。
生保大手3社は、豊富な手持ち現金を抱えており、そろって入札したとみられる。市政府は今月12日に資格審査を通過した企業を決定した上で、各社の建設・経営計画書も踏まえ、最終的な落札者を決定する。
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