ニュース 電子 作成日:2012年6月1日_記事番号:T00037450
工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)は31日、台湾プリント基板(PCB)メーカーの中台における今年通年の生産額について、前年比2.53%増の5,190億台湾元(約1兆3,600億円)と、第1四半期の予測値である同4.89%増の5,260億元から下方修正した。欧州市場の不確定要素が主な理由とした。1日付電子時報が報じた。
第2四半期については、前期比0.4%増、前年同期比0.6%減の1,241億元と、非需要期で振るわなかった前期と同水準にとどまると予測している。
なお電子時報によると、PCB産業への影響が大きい材料の銅および金価格は、欧州債務危機や中国および米国の景気回復ペースの鈍さを反映して、銅は4月の国際価格が前月比2.8%下落して1トン当たり8,200米ドル、金は2月の1オンス当たり1,781米ドルから5月は同1,556米ドルにまで下落している。
一方、台湾元が今年初頭から現在までで3.35%、人民元も上昇を続けており、台湾PCBメーカーの人件費に圧力となっている。
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