ニュース 電子 作成日:2012年6月1日_記事番号:T00037451
世界最大のノートパソコン受託メーカー、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は31日、第2四半期のノートPC出荷台数について前期比5~10%増を予測しているが、顧客の慎重姿勢から成長率は予測値の下限である5%に近いとの見方を示した。1日付経済日報が伝えた。
ノートPC受託業界では、3位の緯創資通(ウィストロン)が第2四半期出荷予測を「0~5%成長」から「前期比横ばい、または小幅下落」に下方修正したところだ。欧州債務問題で、PCブランドのヒューレット・パッカード(HP)、デル、宏碁(エイサー)などが在庫積み増しに慎重になっており、受託メーカーの出荷に影響しているようだ。
ただ証券会社は、欧州債務問題が購買意欲に影響することは想定内のはずと指摘した上で、クアンタはアップルのノートPCを独占受注し、5月にHPの新ビジネス機種の出荷も開始しており、出荷台数は予想の範囲内に収まるとの見方を示した。ノートPC受託大手5社の第2四半期出荷台数も前期比7~8%増となり、大きな成長は見込めないが予測通りとみている。
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