ニュース その他分野 作成日:2012年6月4日_記事番号:T00037461
米ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の調査によると、2012年、台湾で金融資産100万米ドル以上を保有する富裕層は24万6,000世帯で、全人口に占める割合は3.2%の世界9位だった。資産100万米ドル以上は前年比で1,000世帯減少したものの、資産1億米ドル以上は375世帯となり6世帯増えた。2日付中国時報が報じた。
資産100万米ドル世帯の人口比率が最も高いのはシンガポールで17.1%。次いで▽カタール、14.3%▽クウェート、11.8%▽スイス、9.5%▽香港、8.8%──。世帯数が最も多いのは米国の513万世帯だが、前年より13万世帯減少した。一方、中国は約20万世帯増の143万世帯となり、「西欧の没落、アジア伸長」の傾向が顕著となった。BCGでは、今後5年以内にアジア・太平洋地域の資産総額が欧州を抜くと予想している。
なお、昨年は欧州債務問題の影響で、全世界の資産100万米ドル以上の世帯の資産総額は、前年比1.9%増の122兆8,000億米ドルで低い伸びにとどまった。欧州が0.4%減、北米が0.9%減となった一方、日本を含むアジアは11%成長した。
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