ニュース その他分野 作成日:2012年6月4日_記事番号:T00037462
経済部の最新統計によると、今年1〜4月の台湾の米国向け輸出が102億米ドルだったのに対し、韓国は209億米ドルと約2倍になっており、3月に米韓自由貿易協定(FTA)が発効して以降、韓国と台湾の間で米国向け輸出額の差が拡大していることが明らかとなった。3日付中国時報が報じた。
台湾と韓国の米国向け輸出は1993年以降ほぼ同水準となっていたが、為替レートの変動が主因となって近年では韓国が徐々に差を広げている。93年から11年にかけて韓国ウォンの対米ドルレートは38%下落したのに対し、台湾元は11%の下落にとどまっている。
さらに財政部関税総局のデータによると、今年1〜4月の台湾の米国向け輸出が前年同期比約10%減少しているのに対し、韓国は同20%近く増加しており、米韓FTA発効の影響が顕著に見て取れる。
中華経済研究院(中経院)の梁啓源董事長は、「海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)で韓国と米国、欧州連合(EU)間FTAによる影響を低減できる」として、ECFA後続協議を急ぐよう呼びかけている。
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