ニュース 商業・サービス 作成日:2012年6月4日_記事番号:T00037466
行政院消費者保護処(消保処)と中華民国消費者文教基金会(消基会)が大手量販店・スーパー6社を対象に行った調査によると、10大民生品の5月上旬の価格は、▽洗濯洗剤▽ボディーソープ▽歯磨き粉▽ティッシュペーパー──の4品目で上昇が顕著となった。上げ幅が最大だったのは北部地区(消基会調査)のティッシュペーパーで3月に比べ6.5%の値上がりとなった。2日付蘋果日報が伝えた。
一方、消保処の調査によると▽粉ミルク▽即席めん▽しょうゆ▽鶏卵▽食用油──の5品目は3月に比べ値下がりした。
なお商品別で最も上昇率が高かったのは舒潔(クリネックス)のティッシュ(6パック入り、1パック400枚)で、1月の159台湾元から176元(約460円)まで値上がりした。消基会は同製品について、一度値上げした後に元の値に戻し「値引き感」を出していた可能性があると指摘した。
また「元気洗選蛋」という商品名の鶏卵が、昨年1月以降、一時期を除いてほぼ同じ価格で売られていたにもかかわらず、長期にわたり「セール」をうたっていたことや、昨年末から5月まで輸入関税が半減された粉ミルクについてアボット(亜培)など3社が値段を下げなかったことが確認された。これらのケースは公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)が調査する方針だ。
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