ニュース 石油・化学 作成日:2012年6月4日_記事番号:T00037473
遠東集団(ファーイースタン・グループ)の徐旭東董事長は、グループ傘下232社に上半期の利益予測の見直しを求めた結果、売上高は前年同期比3~4%増えるが、粗利率が同3~4ポイント低下し、同期純利益は当初目標を2~3割下回るとの見通しを示した。徐董事長によると、グループ企業全社への利益目標見直し指示は、2008年の世界金融危機後にもなかった事態で、創業以来初めてという。4日付工商時報が伝えた。
利益予測の見直しは、欧州財政危機と世界的な景気低迷の影響により、最近になって年初に出した売上高と利益の予測、キャッシュフロー、運営計画のすべてにおいて落差が生じたことを受けたもの。その結果、まだ着手していない投資計画も再検討する考えだ。
下半期について徐董事長は、「ギリシャの離脱を引き金とするユーロ圏解体が最悪の事態」と想定した上で、「備えは必要だが、最悪の事態が起きないことを望んでいる」と話した。
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