ニュース 電子 作成日:2012年6月4日_記事番号:T00037480
5〜6月に各2日間の無給休暇を実施するとしている電子ペーパー大手、元太科技工業(イーインクホールディングス)は、同社傘下の韓国ハイディスが6月から量産を開始するオープンセルタッチパネルをFFS方式液晶パネルと組み合わせて出荷することや、主要顧客のアマゾン・ドット・コムが今月から電子ブックリーダー「キンドル」向け発注を再開したことから、7月は無給休暇を実施しないと表明した。2日付工商時報が報じた。
タブレット型パソコン「キンドル・ファイア」に注力し、電子ブックリーダーの在庫調整を行ったことなどから元太は上半期、業績低迷に苦しんでいる。しかし、アマゾンが第3四半期に電子ブックリーダーの新世代機種を発売予定とされ、6月から元太への発注を再開、7月には出荷が増えると見込まれる。
このため証券会社は、元太の第3四半期の単月当たり売上高は20億台湾元(約52億円)水準を回復すると予測している。
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