ニュース その他分野 作成日:2012年6月5日_記事番号:T00037494
信用調査会社、中華徴信所が4日発表した「台湾大型企業ランキング」2012年版によると、上位5,000社の昨年の業績は売上高が前年比1兆4,000億台湾元減の32兆9,500億元(約86兆円)、純利益は前年比32%減の1兆3,800億元だった。5日付聯合報が伝えた。
同調査によると、昨年の企業別売上高は、鴻海精密工業が2兆7,733億元で7年連続首位となった。2位から4位は▽広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、1兆605億元▽台湾中油(CPC)、1兆299億元▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)、7,985億元──だった。なお日系企業では東芝が5,017億元で9位に入った。
一方、企業別純利益ではTSMCが8年連続首位を維持したものの、昨年は欧米の主要顧客の在庫調整の影響で稼働率が下がったことにより、前年の1,616億元から1,342億元に減少した。
なお、中華徴信所がまとめたここ10年の企業の税引き前利益を比較すると上場・店頭公開企業は利益率が0~10%の間で大幅に変動しているのに対し、非上場・未公開企業は平均2~6%を維持している。
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