ニュース 建設 作成日:2012年6月5日_記事番号:T00037499
台中市は4日、総投資額460億台湾元(約1,200億円)と同市で過去最大規模のBOT(建設、運営、譲渡)案件となる、台中国際経貿総合園区開発計画の入札実施を正式に公告し、9月末に落札者を決定すると発表した。着工は来年初めの予定。胡志強・台中市長によると、同園区にはオフィスビル、ショッピングモール、観光ホテルなどが設置され、年間売上高50億元を見込む。5日付経済日報が伝えた。
同園区は水ナン空港(ナンはさんずいに南)跡地を再開発する「台中水ナン経貿生態園区」の北東エリア、16.56ヘクタールの用地に設けられる。中山高速公路(国道1号)インターチェンジに近くアクセスも便利だ。
入札は9月10日に締め切られる。現時点では香港電訊(HKT)や信和集団(サノイグループ)、嘉里集団(ケリーグループ)といった香港の大手デベロッパーのほか、地場同業大手の遠雄企業団(ファーグローリーグループ)などが強い関心を寄せているとされる。
今回のBOT開発では、中部の精密機械産業の需要に応じて5,000カ所のブース設置が可能な大型国際コンベンションセンターなどを建設する計画もある。
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