ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

5月バイク販売、今年最悪の12%減【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年6月5日_記事番号:T00037502

5月バイク販売、今年最悪の12%減【表】

 交通部数拠所の統計によると、5月のバイク新車登録台数は前年同月比12.2%減の4万9,671台で、今年最大の減少幅となった。1~5月の登録台数は前年同期比1.54%減の23万1,402台。5日付工商時報が報じた。

 メーカー別の登録台数は、光陽工業(KYMCO)が2万2,461台で、今年最高のシェア45.2%を記録した。次いで、▽台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)、1万2,788台(シェア25.7%)▽三陽工業(SYM)、1万891台(シェア21.9%)──だった。

 業界関係者は、6月は入門車の値下げや紛失保険付帯、分割払いゼロ金利など優待キャンペーンに加え、学生の購入者向けの2,000~3,000台湾元(約5,200~7,800円)のキャッシュバック実施などによって、販売台数が前月比で1割増えると見込んでいる。ただ、値引き率が1割以上に拡大する見通しのため、利益低下を懸念している。下半期のバイク市場については、台湾域内の景気が不透明なため楽観はできないとの見方を示した。