ニュース 石油・化学 作成日:2012年6月5日_記事番号:T00037503
台塑集団(台湾プラスチックグループ)が4日発表した主要4社の5月売上高は、前月比16.1%減、前年同月比0.3%減の1,196億5,700万台湾元(約3,100億円)で、今年最低にまで落ち込んだ。主要4社の総経理は、石化製品の相場下落が続き、谷底が見えないことから、第2四半期は売上高、純利益ともに第1四半期を下回るとの予測を示した。5日付経済日報が報じた。
5月の減収幅が最大だったのは台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)で、前月比22.8%減の664億9,600万元だった。日産15万バレルの製油所の大規模修理に加え、台橡(TSRC)、奇美実業など川下の需要が落ち込んでいるためだ。
ほか3社は、▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)、140億6,500万元(前月比6.8%減)▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、140億4,100万元(同6.7%減)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)、250億5,500万元(同4.9%減)──だった。
主要4社は第3四半期について、原油価格が安定して、景気刺激策で川下の調達意欲が高まれば、短期内に改善する可能性もあるとの見方を示した。
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