ニュース 電子 作成日:2012年6月5日_記事番号:T00037510
DRAM大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)の5月売上高がそろって4月より伸長した。3社は今後のオファー価格上昇で見方が一致している。5日付経済日報が報じた。
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、南亜科技の5月売上高は、前月比0.3%増、前年同月比12.7%減の34億2,100万元(約90億円)で、過去10カ月で最高だった。同社は増収について、出荷量は横ばいだったが、DRAMオファー価格が上昇したためと説明した。
イノテラの5月売上高は、前月比9.7%増、前年同月比10.3%減の32億9,000万元で、過去1年で最高だった。同社は、第3四半期はマイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)、「ウィンドウズ8(Windows 8)」の発売に伴うパソコン買い替え商機により、DRAMの需要増、価格上昇が見込めると指摘。今後3、4年の市況見通しは明るいと予測した。
パワーチップの5月売上高は、前月比13.4%増、前年同月比36.68%減の25億7,600万元で、過去10カ月で最高だった。
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