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日台青年が602人603脚、ギネス記録更新


ニュース 社会 作成日:2012年6月6日_記事番号:T00037514

日台青年が602人603脚、ギネス記録更新

 「ピッピ、レッド、ピッピ、ブルー」──5日、大きな掛け声を響かせながら、台北市の観山河川敷公園で、日本青年会議所(JC)のメンバー474人と銘伝大学、中国文化大学の学生128人がともに肩を組んで50メートルを駆け抜け、みごと「602人603脚」のギネス記録更新を達成した。


記録更新を達成した日本人メンバーたちは台湾観光を楽しんだ後、6日夜にも台湾を出発し帰国の途につく(5日=中央社)

 今回のイベントはJC会員がフェリー「とうかい号」に乗って世界各地を訪問し、国際交流を図る「JC青年の船」に参加した岐阜、愛知、三重、静岡4県の会員が、東日本大震災に対する台湾からの支援に感謝を示すために企画したもの。

 これまでの世界記録は、昨年9月に京都学園大学(京都府亀岡市)で同市民によって作られた「330人331脚」。今回はこの記録を大幅に上回るもので、JCのメンバーは2日に名古屋港を出港した後、船内で繰り返し練習を行い本番に備えたという。

 5日午前8時半に基隆港に到着した一行は、すぐに観山河川敷公園へ向かい、台湾人学生と対面して記録更新に挑戦した。前日の雨で地面が滑りやすくなる中、まずチームに分かれて練習した後、本番直前にようやく「合体」。

 足を赤と青のひもで結んだ602人が横一列に並び、350メートルの壮観な「一文字」を作り上げて、いざスタート。旗と「レッド、ブルー」の号令に従って交互に足を出し、転ぶことも、足を止めることもなく50メートルを走り切った。タイムは約8分。記録更新にメンバー全員が歓声を上げた。

 イベント終了後にJCメンバーは、大声で「謝謝台湾」と叫び、台湾への感謝の意を示した。JCは正式なギネス記録認定証が届けば、これを台北市に寄贈して友好の証としたい考えだ。