ニュース 政治 作成日:2012年6月6日_記事番号:T00037516
李登輝元総統は5日、桃園県の中央大学で講演し、出席した中国人交換留学生らの質問に答えた。李元総統が台湾の大学で講演に立ったのは約10年ぶり。6日付中国時報などが伝えた。
中国人学生の「将来の中台はどのように交流を進めるべきか」との質問に、「良好な関係を維持する必要がある。台湾は中国のものだと言い続けない方がいい」と答えたところ、会場の学生たちから大歓声が上がった。さらに「あなたたちは台湾で自由や民主とは何かを学んだ方がよい。中国は改革が必要であなたたちは指導者層の言葉を信じてはいけない」と述べると再び歓声が上がった。
同じ学生が今度は台湾の主権と尖閣諸島(台湾名・釣魚台列嶼)の領有権について尋ねたのに対し、「釣魚台と台湾が中国固有の領土だというなら歴史的な証拠を示すべきで、誰かがそう言ったからというのではだめだ」と指摘した上で、「尖閣諸島は日本のものだ」と答えた。
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