ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

個人傷害保険、7月から保険料25%引き下げ


ニュース 金融 作成日:2012年6月6日_記事番号:T00037523

個人傷害保険、7月から保険料25%引き下げ

 行政院金融監督管理委員会(金管会)は5日、7月1日から市中の保険会社が提供する個人傷害保険(主契約)の保険料が25%引き下げられると発表した。6日付中国時報が伝えた。

 保険料引き下げは、事故発生率が10年前に比べ大幅に低下したことから、個人傷害保険の事故発生率下限が現在の1万分の6.545から1万分の4.091に引き下げられるのに伴うものだ。手数料などのコストを差し引くと、保険料の下げ幅は25%となる。新規契約と契約更新のいずれもが対象となる。特約部分は引き下げ対象に含まれない。

 金管会の統計によると、事故による死亡時、高度障害時に保険金が支払われる個人傷害保険は、昨年時点で加入規模が400億台湾元(約1,000億円)。保険料が年間2,000~5,000元と手ごろなことから、加入率が高い。

 一方、海外旅行時の旅行傷害保険は、保険料引き下げの対象とはならない。