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内需の4月景気信号「後退傾向」、5カ月連続=商研院【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年6月6日_記事番号:T00037526

内需の4月景気信号「後退傾向」、5カ月連続=商研院【図】

 商業発展研究院(商研院、CDRI)が5日発表した4月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務業景気指標(ISI)」は96ポイントで、前月比1ポイント下落した。景気信号は5カ月連続で「後退傾向」を表す「黄青」だった。6日付工商時報が報じた。

 同指標を構成する3項目のうち、「証券市場」は97ポイントで、前月比1ポイント下落した。商研院は、キャピタルゲイン課税の導入に向けた審議が二転三転する中、台湾の株式市場が縮小していることに加え、欧州債務問題により欧米関連株が大きく下落しているためと分析した。

 また、「労働力・賃金」は101ポイント、「経営状況」は97ポイントで、それぞれ前月より1ポイント下落した。

 商研院は、4月からの母の日セールが振るわず、5月に消費者の購買意欲が高まった可能性は低いと指摘。欧州債務問題も深刻化しており、5月の商業服務業景気指標はさらに下落し「黄青(後退傾向)」にとどまると予測した。