ニュース その他分野 作成日:2012年6月7日_記事番号:T00037546
彭淮南・中央銀行総裁は6日、行政院政務会談に出席し、欧州財政危機の拡大による金融危機再燃懸念について、「台湾の金融機関によるリスク・エクスポージャーは小さく、中央銀行は台湾の金融市場の安定を維持できるという決心と能力を持っている」と強調した。7日付工商時報が報じた。
陳冲行政院長は、中銀の説明を高く評価した上で、行政院金融監督管理委員会(金管会)に企業への資金支援を指示。同時に関係官庁に最悪の状況を想定した準備を行うよう要求した。
記者会見した管中閔政務委員は「欧州財政危機が世界的な金融危機に発展するかどうか判断するのは尚早で、不確定要素が多い。ただ、ユーロ圏崩壊で最悪の状況となれば、世界的な経済危機を招くことになる。台湾への影響は金融面ではなく、実際の産業面だ。例えば、宏達国際電子(HTC)は欧州市場で大打撃を受けることになる」と述べた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722