電力料金の値上げに伴い、通気性や速乾性を高めた春夏用の機能性インナーが売れており、今夏の市場全体の販売枚数は100万枚に達すると予想されている。７日付工商時報が報じた。
カジュアル衣料店「ユニクロ」の「AIRism（エアリズム）」は、３月の発売以降の販売枚数が10万枚に上り、今夏は合計50万枚を予測している。
統一超商（プレジデント・チェーンストア）は、セブン−イレブンの4,000店舗、ドラッグストアの康是美（コスメッド）の300店舗の販売網で、春夏用製品32万枚を１カ月で完売した。このため今週末に15万枚を追加販売する。なお、初めて同製品に参入した昨年夏季は16万枚を販売した。
なお、昨冬は、防寒・発熱効果をうたった秋冬用機能性インナーが、台湾全土で３カ月で200万枚、10億台湾元（約27億円）を売り上げる人気となり、低迷していたアパレル市場を盛り上げた。
