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ASUSのタッチパネルノート、コスト高課題


ニュース 電子 作成日:2012年6月7日_記事番号:T00037555

ASUSのタッチパネルノート、コスト高課題

 華碩電脳(ASUS)が台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)に出品した、筐体(きょうたい)表面にもタッチパネルを搭載したノートパソコン「ASUS TAICHI」が話題となっているが、業界関係者は「タッチパネル機能を支援するノートPCの生産コストは300米ドルに達し、一般のノートPCに比べ50~60米ドル高い」と説明し、コスト高が発売に向けてのネックになることを示唆した。7日付電子時報が伝えた。

 同製品の小売価格未定で、ASUSの沈振来執行長は「皆さんに満足してもらえる価格にしたい」と語った。市場関係者は1,300~1,500米ドルの価格帯を予想している。

 新製品は、スライド式またはキーボード分離式を予想した市場観測とは異なり、上蓋部分の表裏にタッチパネルディスプレイがあり、ウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)とタブレット端末の機能を融合した構造となっている。ディスプレイには、フルハイビジョン(フルHD)の広視野角IPS(横電界)方式パネルを採用する。10月とみられる「ウィンドウズ8(Windows 8)」発売に合わせ、11.6インチ、13.3インチの2機種を発売する予定だ。