ニュース 電子 作成日:2012年6月7日_記事番号:T00037558
マイクロソフト(MS)が6日、台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)で行った講演で、間もなく発売予定のサーバー用OS(基本ソフト)「Windows Server 2012」を、広達電脳(クアンタ・コンピューター)の新世代のクラウドコンピューティング向け統合ラック・ソリューションを使って紹介した。クアンタは、企業におけるクラウド導入商機の獲得を目指すほか、これまで大手通信キャリアに統合ラックを提供してきたヒューレット・パッカード(HP)やIBMから受注奪取を狙うとみられる。7日付経済日報が報じた。
クアンタによると、同社の新たな統合ラック・ソリューションは、サーバー、ストレージシステム、およびネットワーク設備を1台のラックに統合したもので、企業はすみやかにクラウド環境を導入でき、簡素化されたデータセンターを構築できるという。
なお同社は、NTTからクラウド向けサーバー10万台、KDDIからも少量を受注したとの観測が出ており、サーバー事業は同社の第3四半期における業績成長の原動力となるとみられる。
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