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会社員の54%、定年退職後の準備なし


ニュース その他分野 作成日:2007年11月15日_記事番号:T00003756

会社員の54%、定年退職後の準備なし


 求人情報大手の104人力銀行が14日発表した、会社員の定年退職後の資金準備などに関するアンケート調査によると、「準備を始めていない」という回答が過半数の54%に上った。定年により近い「4年級(民国40年代生まれ、1951~60年)」の会社員では、37%が「老後資金がゼロ」と答えた。15日付聯合報が報じた。

 定年退職後に1カ月当たり必要な費用は、「2万~3万台湾元(約7万~10万円)」と回答した会社員が28.9%、「1万~2万元」が28.1%で、平均は2万7,566元だった。

 足りない生活費をどうするかについては、「アルバイト収入に頼る」が6割以上 、次いで「子どもからの小遣い」、3位が「金融商品で稼ぐ」だった。一般に老後資金とされる「貯蓄」、「保険」、「退職金」などは、退職後の収入源と考られていないようだ。

 調査は「4~6年級(1951~80年生まれ)」の104人力銀行会員を対象に実施され、有効サンプル数は1,414件だった。