ニュース 社会 作成日:2012年6月8日_記事番号:T00037566
交通部台湾鉄路管理局(台鉄)は7日、台湾に鉄道が誕生して今年で125年を迎えたことを記念して、日本統治時代に大正天皇の即位を記念して製造され、昭和天皇が皇太子時代に台湾視察に訪れた際に利用された客車など豪華車両3両を一般公開し、予約した140人が見学に訪れた。中央社電が7日伝えた。
車両は外から見るだけで、車内への立ち入りは禁止された。不満をもらす人もいた一方、「当然のこと」との声もあった(7日=中央社)
昭和天皇が利用された車両はヒノキやチーク材を使った木製で、今に至るも光沢を保っている。車内は宮廷画家、川端玉章氏による四季を描いた4枚の絵が飾られ、壁に繊細な装飾が施されており、ベッドやソファーなども備え付けられている。
このほか、台湾総督が各地を視察する際に使用した車両と、戦後1969年に製造された総統専用の客車も公開された。総統専用車両に初めて乗車した総統は、88年に就任した李登輝元総統だという。車内は他の2両と比べるとシンプルだが、窓を何層ものカーテンで覆うなど総統のプライバシーを配慮した造りとなっている。
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