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12年新卒初任給2.5万元、金融危機発生の08年下回る【図】


ニュース その他分野 作成日:2012年6月8日_記事番号:T00037568

12年新卒初任給2.5万元、金融危機発生の08年下回る【図】

 求人求職情報サイト大手、1111人力銀行が7日発表したアンケート結果によると、企業が新社会人に支払ってもよいと考える初任給は2万5,009台湾元(約6万6,400円)で、金融危機が発生した2008年の2万6,143元を下回った。一方、新社会人の希望額は2万8,081元で、11年の2万8,531元に続き、05年以来で2番目に高かった。回答したのは雇用主627人、新社会人1,156人。8日付蘋果日報などが報じた。

 企業が考える初任給は、修士が2万9,094元、大卒が2万7,505元でその差は1,589元と、11年の4,000元から大きく縮小した。

 また、企業の51%が今年新卒者を採用しない方針だ。5月の求人数は前年同月比10.03%減少している。何啓聖・同社広報総監は、企業の大部分が下半期の景気を慎重視し、社員教育のコスト削減を図るため、新卒採用意欲が低いと分析。この傾向は、特に中小企業で顕著だと指摘した。