ニュース その他分野 作成日:2012年6月8日_記事番号:T00037570
財政部が7日発表した5月輸出総額は前年同月比6.3%減の261億米ドルで、3カ月連続のマイナス成長だった。林麗貞・財政部統計処統計長は、前月比では2.2%増で、260億米ドルの水準まで持ち直したと強調、6月の輸出総額は260億~270億米ドルで、前年同月比でプラス成長に転じるとの見方を示した。8日付経済日報が報じた。
製品別では、主力の情報・通信製品が前年同月比30.6%減の13億7,840万米ドルで、そのうち米国向けは53.7%の大幅減だった。
5月の輸入総額は前月比4.1%減、前年同月比10.5%減の238億3,000万米ドルだった。このうち、資本設備が前年同月比20.5%減少の33億3,880万米ドルで、11カ月連続のマイナス成長となった。経済部国際貿易局(国貿局)は、企業が今後の景気に非常に慎重になっている表れで、この状況が数カ月続くと輸出にも影響が出る恐れがあると指摘した。
一方、1~5月の輸出総額は、前年同期比5%減の1,224億7,000万米ドルで、日本、中国、韓国などアジアの主要国・地域の中で唯一マイナス成長だった。林統計長は、比較対象の前年同期が高かったためと指摘した。前年同期の輸出総額は当時過去最高を更新し、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)発効効果とみられていた。
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