ニュース 金融 作成日:2012年6月8日_記事番号:T00037573
台北富邦銀行は、出資先の中国・アモイ銀行と提携し、人民元建ての貿易決済業務に参入すると発表した。8日付経済日報が伝えた。
同行顧客は、専用の「人民元同業決済口座」を開設すれば、人民元建て貿易決済サービスが受けられる。また、人民元非居住者口座(NRA)を通じた人民元清算業務も開始する。
台北富邦銀は、グループ内での提携で手数料が抑えられるため、人民元同業決済口座を通じた貿易決済の手数料は7.50米ドルで、従来の送金手数料(15米ドル)の半額で済むとした。
台北富邦銀とアモイ銀は今年4月に人民元清算協定を結び、5月18日から運用を開始。これまでに数億人民元(1人民元=約12.4円)の送金があった。
台北富邦銀は今年5月からオフショア支店の顧客がアモイ銀経由で、中国の他行に人民元建て送金を行う場合、アモイ銀が中間手数料を取らない優遇措置を導入し、顧客誘致に努めている。
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