ニュース 金融 作成日:2012年6月8日_記事番号:T00037575
行政院金融監督管理委員会(金管会)は7日、中国銀行と交通銀行の台北支店設立を認可したと発表した。早ければ今月末にも見込まれる開業が実現すれば、中国の銀行による初の台湾支店開設となる。8日付聯合報が伝えた。
中国銀行は信義計画区の克緹国際総部大楼内に、交通銀行は台北101ビル内にそれぞれ支店を設ける予定だ。金管会銀行局によると、支店の運営資金は中国銀行が12億台湾元(約32億円)、交通銀行が14億7,000万元。
なお、交渉が続いている中台間の通貨決済制度の構築をめぐり、中国側は「大陸(中国)の銀行の台北支店開設を待って協議したい」と伝えていた。このため、同協議は今年の夏に進展があるとみられており、将来は中国銀行台北支店が通貨決済の仲介機能を担うことになりそうだ。
また中国の銀行の台北支店開設が決まったことで、中国当局が今後、台湾の銀行の中国支店に対してさらに優遇措置を実施するものと期待されている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722