ニュース 商業・サービス 作成日:2012年6月8日_記事番号:T00037576
政府統計によると、台湾の自動車保有台数は計650万台を超え、さらに自動車購入の8割を「買い替え」または「買い増し」が占めるなど、台湾自動車市場は成熟段階に入ったと言える。こうした状況の下、カー用品やメンテナンス需要が高まっており、年間125億台湾元(約330億円)とされるカー用品市場では、日本大手のオートバックスやイエローハットも相次いで台湾拠点を設置するなど、競争が激化している。8日付工商時報が報じた。
台湾の自動車保有者は、カー用品の購入やメンテナンスに1人当たり年間平均で約8,000元を使うとされ、そのうち40〜50%がカー用品店で商品を購入、10〜20%が同様の店が提供するメンテナンスサービスを利用するという。
台湾最大手、車麗屋汽車百貨の卓豊閔総経理は「店舗の大型化、豊富な品ぞろえ、専門的なメンテナンスサービス、駐車場併設が業界の傾向となっている」と指摘する。また他社との競争においては会員サービスが重要で、会員数を増やせばライバルに直接ダメージを与えられると強調。さらに他業種との提携も重要視しており、車麗屋は同業で唯一、遠東集団(ファーイースタン・グループ)の「ハッピーゴー・カード」の特約店となっている。
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