ニュース 医薬 作成日:2012年6月8日_記事番号:T00037578
1995年に全民健康保険が導入されて以来、がんによる死者数の増加ペースが1.75倍に速まっているという調査結果がこのほど明らかになった。調査結果の分析から、血圧降下薬の長期服用との関連性が浮上してきた。聯合報電子版が7日伝えた。
行政院衛生署がまとめた死因統計によると、人口10万人当たりのがんによる死者数は、全民健保導入時点の124人から143人へと増えた。毎年10万人当たり1.12人のペースで増えていることになる。導入前は毎年0.64人の増加にとどまっていた。
また、がん発症者数も全民健保導入前は毎年10万人当たり5.6人の増加だったが、導入後は毎年9.9人のペースで増えていることが分かった。
医学界では、血圧降下薬を長期服用すると、がん発症率が上昇することが分かっている。調査結果は、全民健保導入で血圧降下薬の常用者が増加したこととがん患者増加の因果関係を示唆するものとなっている。
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