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永豊金控の会計訴訟、国税局に勝訴


ニュース 金融 作成日:2007年11月15日_記事番号:T00003758

永豊金控の会計訴訟、国税局に勝訴


 永豊金控が2000年の営業所得税申告で、コールワラント発行に伴うリスク回避コストを費用計上したところ、国税局に認められなかったことを不服として起こした行政裁判で、台北高等行政裁は14日、原告勝訴の判決を言い渡した。15日付経済日報が伝えた。

 原告の永豊金控は「ワラント発行に伴うリスク回避措置は、監督機関の規範に基づくと実質的な証券取引とは言えない」として、費用計上は可能と主張。これに対し、国税局は「証券投資損失に当たる」として費用計上を認めなかった。

 判決は、「リスク回避措置と一般の証券取引は異なる」として、原告の主張を認めた。