ニュース 電子 作成日:2012年6月8日_記事番号:T00037586
世界のマザーボード市場は、ローエンド製品は低価格競争で縮小傾向にあるが、ハイエンド市場は、ゲーム用、高い処理能力を提供するオーバークロック製品が安定した成長を見せており、業界各社はハイエンド市場のシェアを高めることに注力している。8日付蘋果日報が伝えた。
微星科技(MSI)の徐祥董事長は、インテルのハイエンドCPU(中央演算処理装置)の上半期出荷量が前年同期比10〜20%増と予測されていることを受け、同社の今年のハイエンド製品の出荷量は前年比10%増となり、販売に占める割合は20%を目標にすると語った。なお、同社は今年、マザーボードは1,600万〜1,800万枚、グラフィックカードは700万〜800万枚の出荷を目標にしている。
一方、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)もハイエンド市場を好感しているものの、馬孟明同社総経理は、マザーボード市場はここ2年横ばいで、来年も景気回復の力強さが不十分とみられることから、利益よりもシェア維持を優先とするとの考えを示した。第3四半期のマザーボードおよびグラフィックカードの出荷枚数は、前期比20%増を見込む。
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