ニュース 電子 作成日:2012年6月8日_記事番号:T00037587
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が7日発表した5月の連結売上高は、前月比3.4%増、前年同月比6.5%減の314億200万台湾元(約830億円)だった。4月は2カ月連続の前月比2けた増収からマイナスに転じたが、成長を取り戻した。8日付工商時報などが報じた。
大型パネルの出荷枚数は前月比1.9%増の1,022万枚、中小型パネルは同17.1%増の1,278万枚だった。中小型パネルでは華碩電脳(ASUS)のタブレット型パソコン「トランスフォーマー」シリーズ向けなどの新製品の出荷が始まり、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルも量産に入った。
一方、中華映管(CPT)の5月連結売上高は前月比4%減、前年同月比32.1%減の36億5,400万元だった。大型パネルの出荷枚数は前月比43.2%減の21万3,000枚、中小型パネルは同3.5%減の4,266万枚だった。
市場調査会社、ディスプレーサーチによると、中国のテレビ販売は5月後半~6月、および8月上旬が非需要期だ。パネルメーカーの出荷枚数は5、6月は前月比マイナスとなるが、7月に同7%増、8月には同14%増に達する見通しだ。中国のエコ家電購入補助やロンドン五輪が中国テレビブランドのパネル在庫積み増しを後押ししそうだ。
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