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北京新光天地の呉総経理、辞任へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2007年11月15日_記事番号:T00003760

北京新光天地の呉総経理、辞任へ


 新光三越の呉昕達総経理は、中国側との経営権争いで注目を集めた北京新光天地の総経理を来月にも辞任する。新光三越の呉東興董事長が14日、明らかにした。

 15日付経済日報によると、呉昕達氏は12月の取締役会で辞表を提出し、辞任する方針だ。呉東興董事長は辞任理由について、「台湾業務が忙しく、高雄左営店の開店準備に参加する必要があるため」と説明し、経営権争いとの関連性を暗に否定した。後任は未定だが、「現地の百貨店市場を熟知した人材でなければならない」と述べた。

 呉昕達氏をめぐっては、合弁相手の北京華聯集団との経営権争いで、同社の吉小安董事長(新光天地董事長)との関係が悪化したという見方もある。

 北京新光天地は今年4月に開店したが、8月ごろに経営権争いが起き、台湾側役員が一方的に解任されるなど泥沼化。中国国務院台湾事務弁公室の介入により、台湾側が経営に復帰し一段落した。