ニュース 政治 作成日:2012年6月11日_記事番号:T00037600
台湾企業が国際市場で韓国企業に大きく水を開けられる中、李登輝元総統は10日、自身が主宰するシンクタンク「群策会」主催の「台湾国家経済発展シンポジウム」で、馬英九政権の政策執行能力に疑問を投げかけた。
李元総統は、自身の経験から簡単でないことは理解しているとしつつ、馬英九総統に対する注文を繰り返し述べた(10日=中央社)
11日付聯合報によると、李元総統は「経済発展に関しては、台湾は韓国に負けてはいない。負けているのは政府による(政策)執行の決意と効率だ」と述べた上で、「政策から予算配分、政策執行の一致性まですべて韓国に負けている」と馬政権に苦言を呈した。
台湾経済研究院の龔明鑫副院長は「台湾と韓国の競争で、勝ち負けだけを見ても意味はない。客観的な視点から自分の強み・弱みを認識し、注意すべき点を知ることが先決だ」と呼び掛けた。
龔副院長はその上で、「韓国は少数の企業にリソースを集中し、戦略産業を育成しているが、中小企業の効率の低さ、労使紛争などの問題も抱えている」と指摘した。
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