ニュース 公益 作成日:2012年6月11日_記事番号:T00037604
台湾電力(台電)の電力料金適正化プランによる第1段階の値上げが10日スタートした。同社によると、夏季料金が適用される6〜9月はクーラー使用などで電力使用量が一般家庭で平均427キロワット時(kWh)に増えるため、月間の電気代は値上げ前の1,288台湾元から1,312元へと24元(約64円)増える見通しだ。ただ、10月以降は平均使用量が350kWhに減るため、負担増は1元にとどまるという。10日付工商時報が報じた。
台電はまた、第1段階の値上げ後、毎月の電力使用量335kWh以下の家庭で電気代は増えず、減ることもあると強調。336kWh以上の家庭は電気代が増えるが、夏季料金適用期間が終了すれば、負担が増加するのは3世帯に1世帯の割合と説明した。
なお台電は2008年7月より、県市政府と共同で節電キャンペーンを実施しており、当期の電力使用量が前年同期に比べ増加していなければ5%、5%以上減少すれば10%、10%以上減少すれば20%の割引が受けられる。居住する県市の減少幅が3位以内に入れば、さらに最高15%割引され、合計で最高35%の割引が受けられる。
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