ニュース 電子 作成日:2012年6月11日_記事番号:T00037615
11日付電子時報によると、ノートパソコン受託メーカー、緯創資通(ウィストロン)が、中国・江蘇省泰州市でカバーガラス一体型(OGS)タッチパネル関連の投資を行い、これに伴い宏碁(エイサー)からウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)「Aspire S7」13.3インチ機種の組み立てを受注したとの観測が出ている。タッチパネルもウィストロン傘下企業が供給するとみられている。
第3四半期にも発売が見込まれるマイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows 8)」がタッチコントロール機能のサポートを全面に押し出す中、業界では今年下半期にはノートPCへのタッチパネル搭載率が10〜20%に拡大すると予測されている。このことが、ODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーのタッチパネル分野への積極展開につながっている。
ノートPCディスプレイは現在、タッチ機能に加え、脱着、回転可能、スライド式など多様化しつつ、薄型も維持する必要があり、組み立ての難易度が上がっている。こうした中、第2代ウルトラブックに関して各ブランドは、関連技術を保有し、良品率の高いバックライトメーカーやパネルメーカーに同部分の組み立てを発注しているという。
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