ニュース 電子 作成日:2012年6月11日_記事番号:T00037616
中華電信は近く、米映画特撮大手のリズム&ヒューズ(R&H)と合弁でクラウド事業会社を設立し、両社の提携を強化する。11日付工商時報が伝えた。
中華電信は「合弁でのクラウド事業会社設立にタイムスケジュールはまだないが、双方は資本金、出資比率などについて交渉を続けている」とした。現時点では、資本金は10億台湾元(約27億円)以下、出資比率は折半とする案が示されているという。広達電脳(クアンタ・コンピュータ)も出資を検討したが、最終的に見送ったとされる。
中華電信との合弁の背景には、特撮コンテンツの製作にクラウド・コンピューティングによる演算が必要となることがある。
R&Hは昨年12月、合計で60億元を台湾に投資し、▽R&Hの独資による「ハリウッドVFXスタジオ」▽台湾企業との合弁による「世界視覚特殊効果クラウドコンピューティングセンター(CAVE)」▽「101世界映画合弁・共同制作投資基金」(101フィルムファンド)──を設置、創設する方針を表明していた。
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