ニュース 電子 作成日:2012年6月11日_記事番号:T00037619
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)は8日、威盛電子(VIAテクノロジーズ)傘下の携帯電話用チップメーカー、威睿電通(VIAテレコム)と、WCDMAおよびCDMA通信規格に対応したスマートフォン用デュアルモードチップを共同開発することを明らかにした。9日付経済日報が報じた。
業界関係者によると、WCDMAとCDMAは中国が積極的に普及を進めている通信規格だが、メディアテックはCDMA、VIAはWCDMA市場に参入していない。また、両社がともに携帯電話用チップ世界最大手のクアルコムを競合相手としていることも、協力を促す要因になったもようだ。
サプライヤーは、両社が共同開発する製品は、メディアテックの「MT6575」、「MT6577」、「MT6515」、「MT6517」に、VIAテレコムの「702」を組み合わせ、EDGE、WCDMAおよびCDMA方式に対応するプラットフォームとなるとみている。
なお今回の発表について業界では、VIAテクノロジーズの王雪紅董事長が董事長を務める宏達国際電子(HTC)とメディアテックの接近を意味するとの見方も出ている。
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